防災講演会に参加(綾部市防火防災協会主催)
令和5年度防災講演会(午後3時から5時まで/綾部市ITビル)として、元在日米海軍統合消防隊予防課長((一社)RISK WATCH代表 長谷川祐子氏)に学ぶ~米国式地域を守り抜く自助~と題しましたご講演に参加させて頂きました。
まず初めに、綾部市防火防災協会会長材木氏より初めのご挨拶があり、その後、(公社)京都府国際センターの林氏より今現在の外国人の住民率や国際化についてのお話聞かせて頂きました。その中で綾部市は、30,922人中2.0%の613人(令和4年12月31日現在)の外国人が住み暮らしているという現状で、人口に対する割合で計算すると京都府の中では6番目の割合だと言われておりました。国際化が進む中での3つの壁(ことば・制度・こころ)があるようで、綾部市においては綾部国際交流協会を中心にその壁を越えていけるようにしていただきたい。
その後、長谷川氏に交代され、日本と米国の現場対応力の深さの違いについて、近年の気象災害や国際化に伴う変化に対応したプログラム紹介などについてお話しいただきました。米国は小さい子供(幼稚園児・保育園児等)の時期から自助(自分で自分を守る)を教えているようで、近年日本にもその風潮があるようです。火災があった場合は、風を起こさず、自らが転がり煙から逃れられる方法を体感してもらい、事が起きた場合でも瞬時に対応できるように方に覚えこますようです。日本との違いがかなりありますが、銃社会に米国はこれに加えて、学校のあり方や備え等を徹底的にしていて、日本のサスマタは、米国では銃社会なので通用しないようです。
その国や地域にあった対応やその能力を身に付けることが大事だと痛感致しました。
2時間の大変長い講演ではありましたが、参加された方々はよく勉強になったと満足されていたと感じました。